さて、とんでもないリクシャーマンを捕まえてしまった...。と思い次のリクシャーマンを探そうと歩きだすと探す必要なんて微塵もなくやはり数秒に一回声をかけられる。
インド人リクシャーマン
"ヘイ!マイフレンド!オートリクシャーに乗らないか?"
僕
"コンノートプレイスに行きたい。頼むから連れてってくれ。50ルピーでいいか?"
インド人リクシャーマン
"当たり前だ!まかせとけ!じゃーいこう!"
僕
"本当に頼むよ!"
やれやれ、こいつはまともそうだ。時間はかなりロスしたがこいつに連れてってもらおう。
インド人リクシャーマン
"オッケー!そんな事より俺の友達の宝石屋でも寄って行かないか?"
僕
"おめーもかよ!!降りる。さらば"
なんなんだ??2度もこんなわけわからんドライバーを捕まえてしまった。ついてなさすぎる。まさか...デリーのリクシャーマンはみんなこんなドライバーばかりなのか?
その通りだった
<その後俺は、更に2度も同じ様にわけわからんリクシャーマンに連れ回されたのだった>
本当に疲れた。なぜ誰もコンノートプレイスに行かないんだ???なぜなんだよ!←今でもわからん
こうなったらもう...歩こう!考えてみりゃ3.4キロしか離れていないし、最初から歩けば良かったんだな。そう思い徒歩でコンノートプレイスを目指す事に。
いりくんだデリーの街をどうにかこうにか進みなんとかコンノートプレイスに到着した。
(勿論徒歩だろうが簡単についたわけではなく、コンノートプレイスは昨日全部燃えてなくなった等々その他色々なユニークな嘘を言いまくってくるインド人をひたすら追い払いようやく到着)
ヨシ!とりあえず、コンノートプレイスについた!その時だった...
ぎゅるるーるるん♪
...
<腹いてぇぇえぇええぇええぇい!!>
実は歩きながら少しずつ感じていたのだが気が付かないフリを無理矢理してきた腹痛がここで大津波の如く俺に襲いかかってきたのだ。
<早くもきたのか?インドの洗礼が。原因は...あれか?...いや、あれしかない。>
思い返せば数時間前、オートリクシャーでひたすら連れ回されていた道中、腹が減りすぎてリクシャーマンの一人に進められた大衆食堂で"タンドリーチキンとサモサ(芋を揚げたインドのおやつ)"を食っていたのだ。
とにもかくにも、腹がいてぇ。トイレはどこにある?気を抜けばコンマ数秒で外の世界へ飛び出そうとしている俺の腹のタンドリーチキンやらサモサやらをなんとか押さえ込みトイレを探す。
すると...目の前にトイレのマークが!!道端で50000円を見つけた位の喜びで速攻でトイレに駆け込む俺。
とんっっっっでもなく汚ねえトイレ(日本の汚いトイレの500倍くらい)に驚愕しつつもとにかく用を足す事に成功した俺は本当に安堵していた。助かった...。 その瞬間気がついたのだ。
紙がない...。
そう、インドのトイレには紙がないのだ。(高級ホテルやカフェにはあったりなかったり) どうやって拭くのか。インド人は左半身を不浄の半身と呼び左手を使いトイレにある水さしの用な道具を使って直接ケツに水をぶっかけ更に左手で器用に拭いとるのだ。
<どうする...俺。>
クソ!どうすればいいんだ。
...
...
...
インドにいる限りいつかはやる事だ...
やるしかねえ!
こうして、俺の左手は不浄の手となったのだった。
(食事中の方、本当にすいません。)
その後どーにかこーにかニューデリー駅までたどり着きどーにかこーにか19時30分発のヴァラナシ行きの寝台列車チケットを購入。
そしていよいよヴァラナシに向かうため、どーにかこーにかニューデリー駅ホームへたったのだった。
(コンノートプレイスからニューデリー駅到着や寝台列車チケット購入までも勿論色々な事が起こったのですが全て書いていると永遠にデリーから出れないのでカットさせてもらいます。気になる方は←いないと思うけど。直接聞いて下さい)
続く
自己紹介
- NaturalCafe ROUTE99
- みなさま、こんにちは。 仙台市泉区のカフェ ROUTE99です。 オーガニック生豆を自家焙煎したコーヒー。素材にこだわった素朴なおかしたち。お店で焼いているパンをサンドイッチに! どうぞごゆっくり♪