"ロックはあるけどロールはどうしたんだ"
キース・リチャーズ氏の 有名な 言葉ですね。
僕がそんな事言ったら お前がどうしたんだよ って話になるんですがさすが偉大なロックンローラー。 なんかよくわからん発言でもなんか わかる気がしてしまうのが不思議ですね。
いや、なにを突然？と、そんな声が聞こえてきそうですけどね。
先日、すごーく気になる帽子を発見したんですよ。
《但し値段もすごーくイイんですね》
そしてその帽子を販売しているショップの店員さんに
"この帽子はいいお値段しますけどなにか特別なモノなんですか？" と聞くと
"ええ、やはりビーバーメルトンを使ってますからね"
僕 "あ、そうなんですか。良くわからないのですが耐久性などはどうでしょうか？"
店員 "ええ、もちろんしっかりしてますよ。ビーバーメルトンですから"
僕 "あ、そうなんですね。被っていてストレスにはなりにくいですかね？"
店員 "ノンストレスですよ。ビーバーメルトンですからね"
僕 "あ、そうなんですか。雨などにはやはり濡らさない方がいいんですよね？"
店員 "ビーバーメルトンですので雨などにも強く心配無用ですよ"
僕 "……"
《良いとこしかねーじゃん。そんな都合いい帽子ある？つーかそもそもさ、 "ビーバーメルトン" ってなに？》
ビーバーメルトン連呼によってすこーしづつ不審感を募らせてしまった僕は段々と欲しかったはずの気持ちが薄れていきました
僕 "ありがとうございました。少し考えてまた来ますね"
店員 "そうですか……はい"
んでショップから出ようとすると
貫禄のあるオーナーさんらしき男性が
貫禄の店員 "その帽子が気になっていたんですか？この帽子のメーカーは キースリチャーズ氏も贔屓にしているそうですよ "
僕 "これください"
こんなもんなんだなーって思った昼下がりでした
キースリチャーズ氏も愛用している"らしい"このメーカーの帽子 しばらく毎日被ろうかなーなんて思います。
ロックはあるけどロールはどうしたんだ。
おれ
