ホテルで着替えを済ませた俺は世界遺産"タージマハール"へと向かう事に。
ホテルマンにタージマハールまでどのくらいの距離か尋ねるとホテルから1キロほどでたどり着けるらしい。
最後の目的地だ、歩いていくか。
ホテルから外へ出て大通りをひたすら直進し続けると…
少しずつ…少しずつまーるい肉まんの様な形の建物が見えてきた。 そしてその建物の前まで辿り着いたおれ
遂に来た。これがかの有名なタージマハールか。
インドらしからぬ超厳重なセキュリティ(無駄にカロリーメイトまで没収されそうになりセキュリティを弾き飛ばしました)を突破しいざ、タージマハールへ
…
…
なんか良くわかんねーけど
スゲー
俺はなんか良くわからんがひたすら感動していた。 威風堂々 勝ち誇ったかのように立ちはだかる肉まんみたいな形をした建物。
その建物を厳重に守るセキュリティ達
神聖な表情で歩き回る"インド人観光客"
そしてこの威風堂々とした建物の前でワケもなく感動しているオレ
この建物は一体、なんの為に作られたのだろうか
↓↓↓
※タージ・マハルとは、インド北部アーグラにある、ムガル帝国第5代皇帝シャー・ジャハーンが、1631年に死去した愛妃ムムターズ・マハルのため建設した総大理石の墓廟。インド・イスラーム文化の代表的建築である。
↑↑↑
そうだった。
シャージャハーンが好きすぎた自分の嫁のムムターズマハルに作ってやったデケー墓だった。。
だからさ、シャージャハーンって誰だよ
ムムターズマハルって誰だよ
てか墓なんだココ
嫁に依存しまくった結果、好きすぎて作ってしまったとてつもなくデカイ墓に感動しながら佇んでいると
謎の声
"こーたさん?"
誰かに声をかけられた
ん?しかも日本語?なぜここで?
振り返ると なんと
ヴァラナシ行きの電車でお世話になりまくった世界一周中のご夫妻が目の前に…!!
(詳しくはインドを歩けば⑧を見て下さい)
僕
"え?なぜここに!?まさか再会できるなんて"
旦那様
"いやー、インドはもう本当にいやだったんだけど最後にタージマハルだけは見ようと思ってね。でも、大したことないねここ"
俺は先ほどまで、ただただデケー他人の墓に感動していた事をひたすらに隠し
僕
"そうっすね!"
そう答えていた
続く
2015年6月25日木曜日
2015年6月13日土曜日
インドを歩けば⑲~ アグラ ~
遂に最終目的地、"アグラ"の街に辿り着いた俺。
目の前には相も変わらずアホみたいな大量の人間、ウシ、ラクダ、サル、リス、ネズミ等々その他様々なバラエティ豊かな面々が俺を出迎える。
どこまで行ってもやはり"インド"は"インド"なのだ。
さて、まずは適当にリクシャーマンと交渉を重ね安宿に連れていってもらうことに。
僕
"どこか宿へ行ってくれないか?安いとこ"
リクシャーマン
"オッケー!安くて最高の宿に連れていくよ!"
怪しすぎる……だけどもうどうでもいーやと開き直っていた俺は適当にイマイチ特徴のないリクシャーマンに連れていってもらうことにした。
アグラの町はデリーやヴァラナシに比べるととても静かな町だ。駅からすこーし離れてしまうと特に何もなくなり車などの台数も少ない。
だが、歴史的建造物。世界遺産でもあるタージ・マハルを中心に様々な観光名所が用意されている。
(俺はこのタージ・マハルを見るためにアグラに来たのです)
なんだかホッとしながらリクシャーに揺られること10分ほど……
特徴なしのリクシャーマン
"ついたぞ!ここは安くて最高のホテルさ"
……!?
上品な白塗りの外壁に囲まれ宮殿の様な形をした迫力のある建物が目の前に現れた。
超立派!!!え?ここ超立派!!超キレー!!
え?てかここいくら???え?え?なに?ここなに?
僕
"いや、ここたけーだろ?"
特徴なし
"ここは俺の知り合いがやってるからな!安心してくれ!ついてきな!"
そしてこの特徴なしと共にフロントに行くとなんと
"¥700ルピーでいいぜ。"
とフロントマン。
なんてこった。日本円にして約1400円ほどで日本なら"銀山温泉の藤屋"クラスのリッパなホテルに泊まれるなんて(あくまでインドレベルでの話です)
俺はツイている、なにやらアグラに向かってからと言うもの、
"インド人に親切にされる"
と言う世にも珍しい出来事が次々と続いている気がする。
"特徴無し"にしこたま礼をいい迷わずホテルへチェックインした。
さて、宿も決まった。行くとするか。遂に最後の目的地
"タージ・マハル" へ…
※タージ・マハルとは、インド北部アーグラにある、ムガル帝国第5代皇帝シャー・ジャハーンが、1631年に死去した愛妃ムムターズ・マハルのため建設した総大理石の墓廟。インド・イスラーム文化の代表的建築である。
……
シャージャハーンって誰
ムムターズ マハルって誰
ムガル帝国ってなんなの
なんもわからないまま俺はタージ・マハルへと向かうのだった。
続く
目の前には相も変わらずアホみたいな大量の人間、ウシ、ラクダ、サル、リス、ネズミ等々その他様々なバラエティ豊かな面々が俺を出迎える。
どこまで行ってもやはり"インド"は"インド"なのだ。
さて、まずは適当にリクシャーマンと交渉を重ね安宿に連れていってもらうことに。
僕
"どこか宿へ行ってくれないか?安いとこ"
リクシャーマン
"オッケー!安くて最高の宿に連れていくよ!"
怪しすぎる……だけどもうどうでもいーやと開き直っていた俺は適当にイマイチ特徴のないリクシャーマンに連れていってもらうことにした。
アグラの町はデリーやヴァラナシに比べるととても静かな町だ。駅からすこーし離れてしまうと特に何もなくなり車などの台数も少ない。
だが、歴史的建造物。世界遺産でもあるタージ・マハルを中心に様々な観光名所が用意されている。
(俺はこのタージ・マハルを見るためにアグラに来たのです)
なんだかホッとしながらリクシャーに揺られること10分ほど……
特徴なしのリクシャーマン
"ついたぞ!ここは安くて最高のホテルさ"
……!?
上品な白塗りの外壁に囲まれ宮殿の様な形をした迫力のある建物が目の前に現れた。
超立派!!!え?ここ超立派!!超キレー!!
え?てかここいくら???え?え?なに?ここなに?
僕
"いや、ここたけーだろ?"
特徴なし
"ここは俺の知り合いがやってるからな!安心してくれ!ついてきな!"
そしてこの特徴なしと共にフロントに行くとなんと
"¥700ルピーでいいぜ。"
とフロントマン。
なんてこった。日本円にして約1400円ほどで日本なら"銀山温泉の藤屋"クラスのリッパなホテルに泊まれるなんて(あくまでインドレベルでの話です)
俺はツイている、なにやらアグラに向かってからと言うもの、
"インド人に親切にされる"
と言う世にも珍しい出来事が次々と続いている気がする。
"特徴無し"にしこたま礼をいい迷わずホテルへチェックインした。
さて、宿も決まった。行くとするか。遂に最後の目的地
"タージ・マハル" へ…
※タージ・マハルとは、インド北部アーグラにある、ムガル帝国第5代皇帝シャー・ジャハーンが、1631年に死去した愛妃ムムターズ・マハルのため建設した総大理石の墓廟。インド・イスラーム文化の代表的建築である。
……
シャージャハーンって誰
ムムターズ マハルって誰
ムガル帝国ってなんなの
なんもわからないまま俺はタージ・マハルへと向かうのだった。
続く
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